オシドリとアカツクシガモのミトコンドリアゲノム全長配列:彼らのカモ目における系統遺伝的立場の挙動

The complete mitochondrial genome of Aix galericulata and Tadorna ferruginea: Bearings on their phylogenetic position in the Anseriformes

Gang Liu et al. PLOS ONE November 2014 Volume 9 Issue 11

オシドリ(Aix galericulata)とアカツクシガモ(Tadorna ferruginea)は、カモ目の異なる分類群を代表するカモ科の2種である。我々は両種のmtDNA全長配列を決定するためPCRに基づいた手法を採用し、カモ目の系統を明らかにするため、これらに加えて、その他のカモ目14種のmtDNA全長配列に基づく系統樹を推定した。カモ目の幾つかのグループの系統遺伝学的関係をさらに明らかにするため、3個のミトコンドリア遺伝子(Cyt b, ND2, COI)をGenBankの典型的な68種を用いた推定からも系統樹を推定した。この新規mtDNAは環状分子であり、その長さは16,651 bp (Aix galericulata) 、 16,639 bp (Tadorna ferruginea)であり、他のカモ目において順序と配置が恒等な37個の典型的遺伝子を含んでいる。カモ目の16種のmtDNAのタンパク質翻訳遺伝子、ATGは一般に開始コドンで、TAAは終止コドンである頻度が最も高く、終止コドン3個中の1個であり、/TAA,TAG,TGA 。r tRNASer (AGY) と tRNALeu (CUN)を除く全ての転移RNAは標準クローバーリーフ2次構造に折り畳まることができる。